ゴッドはんだ はんだ付け職人 実装作業例 イメージ画像
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ゴッドはんだ はんだ付け職人 実装作業例

2017.09.12

はんだ付け職人のスルーホール修正

こんにちは、山市@はんだ付け職人です。

 

今回は、スルーホールが剥がれてしまい、

部品面とはんだ面が、導通しなくなった時の、

修理方法について、お話ししていきます。

 

リワークの際などにスルーホール内のはんだを除去しようと、

コテを当てすぎたり、ドリルのような工具を使用したために

パターンやスルーホール内壁の銅箔が剥がれてしまい

導通が取れなくなってしまったことはありませんでしょうか。

 

※スルーホールとパターンが剥がれてしまっている

写真の基板はパターンが全くない状態で、スルーホールもなくなってしまっています。

この部分に、パターンやスルーホールの代わりとなるリード線などをはんだ付けして導通を確保する必要があります。

基板表面のパターンだけでなくスルーホールの役割も修正しないといけない案件でした。

 

 ※スルーホールとは、

  プリント基板に開けられた穴で、内壁にも回路の銅箔があります。

  多層基板の場合、スルーホールが各層へ電気的に導通の確保を担っています。

 

 

今回の基板ですと、基板の両面をスルーホールで導通させていました。

ですので、スルーホールがない状態だと、反対側と導通しないといけない部分が、

導通していない事となり、基板が動作しなくなります。

 

今回の修正方法ですが、

「スルーホール部に、より線を入れてください。」という指示のもと、

より線をスルーホールの部分に挿入し、導通をとりました。

 

※より線をはんだ付けしたものです。

このような形ではんだ付けを行いました。

 

しかし、パターンが剥がれてしまい、より線だけでは、

導通が取れない部分もありました。

 

その部分は、細いリード線を使用し、

レジスト(基板の緑色の部分)をカッターではがし、

銅の部分を出して、そこにリード線をはんだ付けしました。

 

※リード線をはんだ付けした部分です。

基板を確認し、パターンが剥がれている部分を見つけ、

このような形ではんだ付けを行います。

 

より線やリード線の固定が、しっかりとできていないと、

はんだ付けを行っている際に、ずれたり、はんだ付けがやりにくくなってしまうので、

より線やリード線が動かないように固定することが大切です。

 

以上が、はんだ付け職人のスルーホール修理になります。

タモリ倶楽部にて・・


はんだ付けに光を・・

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