ゴッドはんだ はんだ付け職人 実装作業例 イメージ画像
試作や改造、修理など部品1点から、はんだ付け作業を請け負います。
自動機では不可能な複雑形状基板へのはんだ実装などのご依頼を承っております。
顕微鏡を使った微細なはんだ付け(0603、1005、QFPなど)に対応。
少量の試作なら翌日仕上げ。難しいはんだ付けならお任せください。

ゴッドはんだ はんだ付け職人 実装作業例

2019.10.04

ドローン コネクタ修理(回路修復)

「ドローンが墜落してコネクタが取れてしまった!」


とご相談を頂きました。

こうしたコネクタが取れてしまった場合は、
ほとんどの場合、基板のパターンごと剥離してもげてしまっていることがほとんどです。

基板①破損部分

基板のパターンが一緒に剥離して取れてしまった基板

 

基板②破損部分

 

剥離して取れてしまった基板のパターン修復



外れてしまったコネクタは2枚の基板で1個ずつ。
片方はパターンに損傷ありませんので再実装のみで良かったのですが、
写真1枚目側の基板ではパターンの剥離が5箇所ありましたので回路修復が必要でした。

基板①本来の回路



赤い線で囲ってあるところに回路パターンが有るはずですが剥離して基板の樹脂が露出しています。
このままでは実装できませんので基板に残ったパターンを露出させてリード線でコネクタの端子とつなげます。

基板①修理部分

 

基板①修理後端子UP

 

基板②修理部分



今回は修復が可能でしたが
 ・回路がどのようにあったか分からない(焼損した場合など)
 ・コネクタが破損して再利用できず、部品が入手できない
 ・コネクタが外れたときに周囲の部品も剥がれ紛失した
 ・スルーホールやビアが破損している(多層基板の場合)
このような場合ははんだ付けだけでは修復することが出来ません。
実際に依頼品をお送り頂き確認することも可能ですが、診断費用が発生してしまいますので
まずは破損部分とその周辺の写真をお送り頂いて修復できそうか確認させて頂きたく存じます。

こちらからご相談下さいませ

※2017年3月16日の記事をリニューアル

タモリ倶楽部にて・・


はんだ付けに光を・・

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