2024.03.22
LFCSPパッケージのサイズ違い部品の載せ換え
LFCSP(4×4mm)→LFCSP(3×3mm)への載せ換えの
ご依頼をいただきました。
仕上がりは、こんな感じです。
元の基板には、LFCSP(4×4mm)が実装されており、この部品を外して、
LFCSP(3×3mm)へ載せ換えを行ないます。
LFCSPパッケージとは、アナログ・デバイセズ株式会社の情報によると、
下図のような構造になっています。
本来、ハンダゴテではんだ付けする設計にはなっていませんので、
実装するだけでも難しい部品です。
(図は、アナログ・デバイセズ株式会社の資料から引用)
部品の裏側中央にはGNDパターンがあり、
ここも接続する必要があります。
そこで、廃基板のスルーホール部を1個切り取って、
基板のパターン中央のGND部に実装し、
その上に、素子のGND部をはんだ付けする形でマウントして、
基板のランドと素子の端子部を銅線で接続する形を取りました。
銅線の太さはφ0.07mmです。
もし、このような改造のご要望がございましたらお任せください。
弊社では、このような部品の交換や移植などの対応も行っております。
部品点数:1点~、基板枚数:1枚~の対応が可能です。
基板のコンデンサ交換、QFPなどの交換作業も行う事が出来ますので
お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
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※2019年10月4日の記事をリニューアル
はんだ付けに光を・・