ゴッドはんだ はんだ付け職人 実装作業例 イメージ画像
試作や改造、修理など部品1点から、はんだ付け作業を請け負います。
自動機では不可能な複雑形状基板へのはんだ実装などのご依頼を承っております。
顕微鏡を使った微細なはんだ付け(0603、1005、QFPなど)に対応。
少量の試作なら翌日仕上げ。難しいはんだ付けならお任せください。

ゴッドはんだ はんだ付け職人 実装作業例

2024.09.12

基板改造(回路の追加作業)

こんにちは。
はんだ付け職人の大堀です。

回路変更。。。それは回路設計者の悩みです。
しかも基板が出来上がっていて既に実装済みとなるとストレス度はMAXレベルです。

その様なご経験はございませんか?(私はあります;汗)
大規模な回路追加の場合には別に小基板を用意して階層接続したりしますが、
部品点数が少ない場合には基板の空き地に直付けで回路を構築するのが一般的です。

今回ご紹介するのはFETスイッチ回路を信号ライン間に挿入するというご依頼です。
これ(↓)が基板の空き地になります。(広大な土地が解放されていました)

そして、こちら(↓)が回路を構築して信号ライン間に挿入した状態です。
(チップ抵抗のサイズは1005M。コネクタのピッチは0.4mm)

本来であれば基板を作り直す所ですが小ロット生産品ではコストが高くなってしまうため、今回のご依頼となりました。
また、別の企業様からのご依頼ではコネクタ取り付けランドの直近部に回路を追加するといった場合もあります。場所に制限がある場合は非常に細かい作業になります。

下の写真(↓)がその時のものです。
(コネクタのランドピッチは1.27mm、チップコンデンサ・チップ抵抗は1005M)

もちろん全て手作業ですので費用もそれなりにはかかりますが、実験や量産品の応急処置、回路不具合対策などで現代でも需要があります。

「設計がしっかりしていればこんな作業は不要なんだ。経費を無駄遣いするな!」
と、言われそうですが(私は言われました。。。)既にできてしまったものを生かす最良の手段の一例としてご紹介致しました。

同じような境遇に置かれた設計者様の一助になれば嬉しく思います。
設計者の皆様!ストレスがピークを越える前にお問い合わせをお待ちしております!

タモリ倶楽部にて・・


はんだ付けに光を・・

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