2019.10.04
ドローン コネクタ修理(回路修復)
とご相談を頂きました。
こうしたコネクタが取れてしまった場合は、
ほとんどの場合、基板のパターンごと剥離してもげてしまっていることがほとんどです。
外れてしまったコネクタは2枚の基板で1個ずつ。
片方はパターンに損傷ありませんので再実装のみで良かったのですが、
写真1枚目側の基板ではパターンの剥離が5箇所ありましたので回路修復が必要でした。
赤い線で囲ってあるところに回路パターンが有るはずですが剥離して基板の樹脂が露出しています。
このままでは実装できませんので基板に残ったパターンを露出させてリード線でコネクタの端子とつなげます。
今回は修復が可能でしたが
・回路がどのようにあったか分からない(焼損した場合など)
・コネクタが破損して再利用できず、部品が入手できない
・コネクタが外れたときに周囲の部品も剥がれ紛失した
・スルーホールやビアが破損している(多層基板の場合)
このような場合ははんだ付けだけでは修復することが出来ません。
実際に依頼品をお送り頂き確認することも可能ですが、診断費用が発生してしまいますので
まずは破損部分とその周辺の写真をお送り頂いて修復できそうか確認させて頂きたく存じます。
こちらからご相談下さいませ
※2017年3月16日の記事をリニューアル
はんだ付けに光を・・