ゴッドはんだ はんだ付け職人 実装作業例 イメージ画像
試作や改造、修理など部品1点から、はんだ付け作業を請け負います。
自動機では不可能な複雑形状基板へのはんだ実装などのご依頼を承っております。
顕微鏡を使った微細なはんだ付け(0603、1005、QFPなど)に対応。
少量の試作なら翌日仕上げ。難しいはんだ付けならお任せください。

ゴッドはんだ はんだ付け職人 実装作業例

2022.07.20

世界的な半導体不足の中で起きていること。【(SOP、QFP、QFN、モジュールなど)の移植と再利用】

こんにちは。はんだ付け職人の大堀です。

昨今の半導体不足は石(IC)単体のみではないみたいです。

この様なモジュールの再利用や、乗せ換えなどの作業が増えています。
無線モジュールやASIC関係は代用が難しいので再利用の需要が高そうですね。

この様に、ガラエポ基板(紙フェノール基板も)に実装されているものでしたら、
大抵の部品を剥離して再利用可能な状態にすることができます。

ご検討中であれば、是非一度ご相談頂ければと思います。


★☆★ ここから 2021.7.20 の追記記事です ★☆★

こんにちは。はんだ付け職人の大堀です。

まだまだ半導体不足は続きそうですが、実際に取り外した写真がこれらです。


取り外した後に端子の清掃をして、再び実装される時を待ちます。

正直言って新品の部品を実装(はんだ付け)する方が容易です。
部品の再生は、部品を除去してさらに部品の端子を清掃しなければなりませんから
作業内容が倍以上にもなってしまうからです。

取り外すだけならば簡単なのですが、再使用するのが目的ですので、
そう簡単には行きません。(とても地味な作業であることは確かです;汗)

しかし、取外して再利用することがもし普通のことの様になったとしたら、
すぐに捨てていた基板やPC等がお宝になってくるかも知れませんね。

骨董とは異なりますが、これはと言う基板は残しておいても良いかもしれませんよ!


★☆★ ここから 2021.7.6 の追記記事です ★☆★

こんにちは。はんだ付け職人の大堀です。

先月このブログを上げたのですが、今月に入ってからICの交換どころか、
実装されている基板から所望のICを外して再利用したいといったご依頼が増えてきました。

やはり世界的に半導体が不足しているためなのかも知れません。
感染症と言ってもインフルエンザのような弱い感じではなく世界的規模で、
しかも生命が危ぶまれるほどのパンデミックを抑え込むのは容易ではないことは理解できます。

世界経済とは必ず何かと繋がっているものなのだなと実感します。
(経済学って学問があるのですから当然ですかね)

そして地球の温暖化で太古の昔に封じ込まれた未知の「何か」が出てきていても
何も不思議なことではないと思います。

昔、「The Thing」と言う映画がありました。
邦題は「遊星からの物体X」です。(いろいろと考えさせられた映画です)
地球温暖化が進めば何か不都合なものが出てくるかも知れませんね。

はんだ付けという産業界では基礎的な技術ですが、
ご依頼頂く内容から世界の情勢が見えてくるのも不思議なことではないのかも知れません。
もう少し注視して行きたいと思います。


★☆★ ここから 2021.6.4 の記事です ★☆★

こんにちは。はんだ付け職人の大堀です。

最近急激にご依頼が増えている案件があります。
それは、ICの移植のご依頼です。

以前より、ヴァージョンのアップ等でファームウエアを交換するために、
ハード(ICやROM)の移植依頼はちょくちょくありました。

しかし、2021年に入って最近では、100~200ピンくらいのIC(MCUやFPGAなど)を、
既に実装されている基板から取り外して、別の基板にはんだ付けをするICの移植が多くなりました。
移植数量も数枚ではなくて、20~100枚といった量です。

初めは、開発者のミスで(私も昔、よくやりましたので他人事ではありません)
ICを移植されるものだと思っていたのですが、違いました。

なんと、コロナウイルスのパンデミックで世界的に品薄になっている半導体の影響だったのです。
トヨタや日産、本田、マツダ、スズキ等でも半導体不足で車が作れないといった事を思うと、
ちょっとしたICでも不足になってしまうものなのかと思うところです。

 ↓お宝?

2011年(ちょうど10年前)の東日本大震災の影響で、一部の国産LSIの生産が止まってしまい、
これもまた一部の車種で生産が止まってしまったことを思い出しました。

その時、あまり知られていませんが電解コンデンサも市場から一気に品薄になって、
電解コンデンサ不足になったのです。

この理由は、電解液を作っている工場が東北地方にあって、その工場が壊滅してしまったからでした。
今は復興されて日本の電子電気産業を支えていただいておりますが、
その当時に電解コンデンサが入手できなくて往生したことを覚えています。

今、まさに半導体不足のために使えるICを再利用する動きがありますが、
「これってある意味、エコなんじゃないのかな?」
な~んて思っています。(私感です)

10年前の苦しみを知っているゆえに、微力ながらICの移植を応援して行きたいと思います。

※語弊があるといけませんので明記いたします。1枚からでもICの移植をご依頼頂けます。
 御用の際にはいつでもお問合せ下さい。

                ・・・・・・スタッフG.H

 

タモリ倶楽部にて・・


はんだ付けに光を・・

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