ゴッドはんだ はんだ付け職人 実装作業例 イメージ画像
試作や改造、修理など部品1点から、はんだ付け作業を請け負います。
自動機では不可能な複雑形状基板へのはんだ実装などのご依頼を承っております。
顕微鏡を使った微細なはんだ付け(0603、1005、QFPなど)に対応。
少量の試作なら翌日仕上げ。難しいはんだ付けならお任せください。

ゴッドはんだ はんだ付け職人 実装作業例

2024.03.22

マイクロ Dサブコネクタはんだ付け

皆様こんにちは。佐伯@はんだ付け職人です。

今回は、マイクロDサブコネクタのはんだ付けについてのお話です。

マイクロDサブは、小型・軽量・高信頼性で、航空機や人工衛星、医療機器や先端研究などの分野で用いられているコネクタです。

一般的なDサブコネクタのピン間隔は約2.7mmですが、マイクロDサブコネクタのピン間隔は1.27mmとなります。

配線径は、AWG24~30が適合します(外径0.51mm~0.25mm)。
こて先は、先端が0.8mm幅のD型を用いています。

「ピン間隔が一般的なDサブコネクタの半分ならそんなに難しくないのではないか?」

いえいえ、
このサイズのカップ端子へ適正なはんだ付けを行うための難易度はとても高いです。
(動画で見るとわかりますが、これくらい小さくなると手が微妙にプルプルと震えてしまいますね)

▲配線には予備はんだを行っておき、こて先に少量のはんだを乗せてはんだ付けを行っていきます。
▲少しずつはんだ量を調整しながら適正な量になるように調整していきます。

一般的なDサブコネクタと同じで、長時間こてを当てすぎると樹脂部分が溶けてピンがガタガタになる可能性が高くなります。

当然、オーバーヒートなどのはんだ付け不良の発生の要因にもなります。

そうならないように、サッと適切なはんだ付けを行う必要があります。

適正なはんだ量、熱を伝える時間、コテ先を当てる角度、など・・・これらはんだ付けの正しい知識とスキルを持っている必要があります

いかがでしょうか。
簡単なように見えて、実はとても難しく奥が深いことをおわかり頂けましたでしょうか。

弊社では、このような難易度の高いコネクタ製作も対応することが出来ます!
もし、難易度の高いはんだ付けでお困りのことがございましたら、お気軽にお問合せください
お待ちいたしております。

タモリ倶楽部にて・・


はんだ付けに光を・・

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